やっと習慣の力を読破しました。
先日は個人の習慣について書かれている部分を追っていきましたが、
後半は企業や社会にも習慣があるということが書かれています。

習慣の力

特に興味深かったのは意志力についてです。
何かを我慢したり、感情を抑えたりすることをここでは意志力と読んでいます。
意志力というものを、人生において鍛えたような記憶はなかったのですが、
我慢をする、感情をコントロールするということは、人間活動をする上ではとても大切なことですよね。
三十代も後半になってくると、感情のコントロールができない同年代の人に出会ったりするとき、
大変残念な気持ちになったりするものです。あぁ、この人とは適切な距離を取ろう、と思いますね。
そんな意志力をトレーニングするために、子供はピアノやスポーツ等様々な習い事をしているんだって。知りませんでしたよ、そんなこと。ま、教育の一貫というざっくりした意識しかなかったな。
我慢する能力以外にも、計画を立てて実行する能力とか、早くに身に付ければ人生が劇的に変わる能力、
確かにあるよな、と思ったところです。

ちなみにこの意志力なんですが、使えば消耗します。
日中たくさん意志力を使えば、夜にはあまり我慢する力は残っていないこともあります。
じゃ、夜勉強したいSummyちゃんは昼は手抜きすればいいのか?となりますよね。
意志力がなぜ必要かというと、自分以外の要因で引き起こされている突発的事柄に対応するためです。
ですので、発生する事柄に対して自分がコントロールできていると感じられれば消耗は軽減します。

例えば、コールセンターに従事していたとしましょう。ときには理不尽なコールがあるはずです。
そういった転換点を、予め予測してリストアップしておきます。
そして、それに対応する対応策をすべて決めておくのです。
そうすることで、それは突発的事柄から想定していた事柄に変わり、使う意志力も少なく済みます。
人間は、自分がその状況を把握・コントロールしているという状況下おいては、
そうでない場合と比較して、大きくパフォーマンスを上げます。

Summyちゃん、毎日仕事も忙しく、勉強しようにもできない平日の夜もあるでしょう。
勉強以外にもいろんなことを片付けていたら週末の勉強が進まない日だってあるでしょう。
そんなときは、もし、できない日があったらどうするか、を予め決めておきます。
平日が一日飛んでしまったら次の二日間で3日分をすることにする、とか。
週末に片付かなかったものは、翌週朝15分だけ早く会社につくようにして、キャッチアップするとか。

私達はあまりできの良い人間ではありません。失敗することを想定していないほうがバカです。
失敗したとき、どうやって自分を励ますか、まず予め決めておきましょう。
というわけで、勉強がうまくいかなかったときの対処法をちょっと考えてみてください。
それから、何か改善したい悪習慣とか、身につけたい新習慣とかあります?それも。
次はSummy投稿の番ですからね。よろしくお願いします。

習慣研究の第一人者のウィリアムズさんの言葉を最後に。
信じようとする意思こそが、変わることができるという信念を築くために最も重要である。


私の方眼ノートをUPしますー。ノートづくりの参考にどうぞ。
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